時間管理で利益を確保

      2020/11/20

時間管理が利益を生む

サービス精神が旺盛すぎても・・・

トレーニングやカウンセリングなど、技術や見えないものをサービスする場合、予定時間を大幅に超えてしまう人がいます。
特に対面ではお客様からのお悩みを聞いてお答えすることを繰り返しているうちに、時間がいつの間にか過ぎてしまったり・・・
せっかく来てくださったお客様には、満足してもらいたいですからね。
多少の延長時間は想定内として(料金に含めておいて)、それ以上はうまくクロージングできるよう技術が必要です。
延長料金をいただく形式であれば、時間を超えた時点でしっかりとお知らせして延長しないと。
あとで(時間が過ぎていたので超過料金をいただきます)とお知らせするよりは、事前に了承を得たほうが
お客様の信頼度も変わってきます。

コスパばかりではないけれど

すべてがコスパを第一にして動けばいいというのではありません。
人の心を取り扱いますし、犬も人も生き物なのでそんな機械的にうまくいかないというのもわかります。
ただ限度があります。
お客様の時間も奪っていることを考えてみましょう。
お客様が「人と交流・お話したいタイプ」「かまってちゃんタイプ」だったら、うまく距離を置くのも大切ですよね。
その方のためにほかのお客様へ提供する時間が無くなります。

だらだらがよい形態ではない

一昔前の企業では、長い間会社にいることがよしとされているような、定時に帰りづらいような変な文化がありました。
(今もそういうところ、多いみたいですが)
長くいればいるほど残業代も付くので、無駄に長居する?人もちらほら見かけたり。
犬の仕事ではそうではありません。
時間内で次の仕事、次の作業に取り掛かれた方が効率がよいですよね。

いつまでもだらだらと長く続くと、お客様はその時は満足するかもしれないですが
時間が経つと・・・結局解決策がよくわからなかったり、話の内容が多すぎて頭に残っていなかったりします。
ただ、たくさん話ができた「満足」が残るだけ・・・

時間が来たら区切れ、終わらせろ、なんて字面だけをみると冷たい印象を持つかもしれませんが、
聴く力、伝える力のほか、クロージングも必要なスキルだと思っています。
限られた時間で、

  • どこがお客様が本当に訴えたい芯の部分なのか
  • それにこたえられる提案が簡潔にできるかどうか
  • その後の策など提案して次の予約につなげられるか

ここに効率化のカギがあると思います。

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