北風と太陽

      2020/04/04

「北風と太陽」のお話は聞いたことがあると思います。

飼い主さんに「北風」手法で接している方、かなりいらっしゃるなーという印象です。
ずっとずっと感じていることですが、今だに感じます。

犬の味方なのはわかります。
犬は話せない、だから代弁者となる。
正しいことを伝えることが大切なのはわかります。
時には飼い主さんの気持ちや姿勢を変えるために、ピシッと言うことも必要。

犬の気持ちに寄り添うことは大事ですが、飼い主さんを置いてけぼりにしちゃってるパターンになってしまって
結局、飼い主さんが離れてしまい
犬の為にもならなくなっちゃう。

「正義」を振りかざして、飼い主さんを傷つけてしまい、
飼い主さんから距離を置かれて
結局犬を救うことにはなっていない・・・
これって本末転倒パターン。

犬を救うことは飼い主を救うことにもなるので
飼い主さんの気持ちに寄り添ってあげるといいのになー。

飼い主さんには「怖い」とか「めんどくさい」とかいう気持ちではなくて
「気づき」を与えて
自ら行動や考えを改めてもらわないと
本当に効果がないのではー・・・

犬の知識だけでなく、
「太陽」手法をもっと身に着けていけば、犬の専門家は身近な存在に近づくよなぁ・・・と思っています。

 お問い合わせはこちら

 - コラム, センス