言葉を言い換えてみる
ストレートに伝えない
同じ意味のことを伝えるのにも、「言い方」によって全く相手の受け取り方が違います。
例えば「神経質な犬」のことを「繊細なコ」という表現にしたり
「犬に振り回されている飼い主さん」へ「優しすぎる飼い主さん」という伝え方をしたり・・・
クッションのように、ちょっと衝撃を柔らかくしたうえで、解決策などをしっかりお伝えする。
このような「言い換えテクニック」はすでに皆さんされているかと思います。
自分に返ってくるブーメラン
あるTV番組で、「人の悪口を言うか」という話題になったときに
陰口をたたかないと評判の方が「不満は言う。<あの時のあれはどうかと思う>とか」という発言をされました。
それに対しほかの方が「あの人キライ!とか言わないのですか?」と質問すると
「<嫌い>とか<いやだ>という言葉は使わないようにしている。それは自分にブーメランになって返ってくるから」とおっしゃられていました。
その発言がとても印象的でした。
脳科学的にも似たようなことを聞いたことがあります・・・
マイナスな言葉を発すると、発した自分自身の耳が聞いています。
耳から入ってきた言葉は自分が発したのであろうとも、そのイメージが脳に刷り込まれるそうです。
やっぱりマイナスな言葉ばかりを発していると、その言葉が刷り込まれる脳はどんどんマイナス思考になっていくんですよね。
類友理論も(類は友を呼ぶ)的を得ていて、同じような思考の方って集まりやすいんですよね。
そこでますますマイナスのループにはまっていくというね・・・
言葉の言いかえはクリエイティブ
自分の耳にも脳にもよくないし、何より思考によくないので
ふとマイナスワードを発してしまいそうになったら、それに代わる言葉をとっさに考えて発するようにするといいと思います。
違う言葉で言い換えるワーク(できればプラスワードに言い換えられるとベスト!)もかなり脳をつかうのでクリエイティブなんですよ!