白黒はっきりしないほうが多い

   

白黒はっきりすることは少ない
犬の専門家は、「犬」「人(お客様)」という生き物を相手にしますので、「絶対」の答えや正解ってなかなかありません。
だから専門家同士の意見が衝突しやすいんだと思うのですが・・・
「どっちも正解」「どっちも正解とも限らない」でいいんじゃないかしら、と傍から見ていつも思っています(笑)
お客様に正論をぶつけるのもちょっと筋違いだし、
立場によって環境によって考え方行動が違うのが人間ですから、そこを汲み取ったうえで助言なり受け止めるなりしないと・・・・

正義を正面からぶつけないほうがいい、というのは前にも言及したと思うのですが、
「正解」は一つではありません。
犬のしつけの方法一つとってもそうですよね。いろいろなアプローチがあります。
犬にあっているか、お客様が受け入れてくれるのか、そういうことを考慮したうえでいろんなアプローチを考えますよね。
アプローチ(しつけ方法)の「伝え方」もまた千差万別になります。
最初の方法でうまくいかない(お客様がうまくできない)場合は、また別の方法を考えていきます。

なので、最初から「こうするのが正解!」って決めつけないほうがいいし
「これができないのはダメ!」「こうするべき!」ってはっきりしないほうがいいです。
お客様の立場や考え方などあらゆる角度深さから考慮したら
「これはダメ」とか「~べき」っていう言い回しでお伝えする場面って、ほとんどないんじゃないかなぁ。

ご自身が勉強した、習得した方法以外は不正解、なわけないですよね。
どれも長短あるはず。万人に効く万能な方法はありません。

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