正しいことより楽しいこと
2020/12/04
「それをやった方がいい」ってわかっているけれど、なかなかできないことってありますよね。
・・・ちょっとぼんやりした言い方ですけども。
例えば「毎日1万歩歩いたほうがいい」のはわかっているけど、なかなか続かない、とか。
寒い、雨が降っている、眠い・・・などの理由でどうしても挫折しがちです。
もちろん、きちんと継続できる人もいますよね。
ですが、毎日一万歩を達成するのに「楽しい要素」があるともっと継続率があがるんですよね。
歩いている間はお気に入りのアーティストの曲を聴くとか、一万歩あるいたゴールにはおいしいお料理を出すお店があって
そこに行くことが楽しみになる、みたいな。
選挙権は権利であり義務ですが、
投票の証明書をもっていくと、お店で割引が効くような仕組みなど
各自治体でも取り入れたりしています。
「投票に行く」ことに「楽しい要素」をプラスして、投票率を上げようという作戦です。
人間のモチベーションは、「それをすることが正しい」ということより「それをすることが楽しい」と感じたほうが
長続きします。
<正しい>よりも<楽しい>を優先するものです。
だから何かをお客様に継続してやってほしい、継続してきてほしいと思ったときに
<楽しい要素>を加えるといいと思います。
正論だけでお客様を動かそうとするよりも、お客様が「なんだか楽しそう♪」って自ら動いてくれるような
楽しい要素を盛りこめるか、考えるのもクリエイティブな作業(創造作業)ですね~