「例え力」ありますか？
2020/10/26
犬とは別の何かに例えて伝える
お客様にうまく伝えるには、どうすればいいんだろうか・・・
（※「言う」と「伝える」は意味が違います）
悩むことありますよね～
こちらがいくら大切なことを伝えても、伝わらなければ意味がないし、
伝わったうえで受け取ってもらえないと変わらないです。
難しい言葉を難しいまま発信
学校で習った、難しいことをそのままの言葉で伝えようとしてませんか？？
私たちはある意味「犬のオタク」なので、多少難しい言葉や専門用語もするっと受け入れているのですが
（これが専門家、ですよね）
世間一般の、犬の世界どっぷりじゃない人たちって、まったくわからないし・・・
専門書に書いてあるような文言で言われても食いつきがよくないです。
よくブログで行動学や犬の生態など、とっても大切なことを発信しているケースがありますが
専門書をそのまま抜粋したような文言がずらずらずらーっと書いてあると、大切なこととわかっていてもなかなか・・・
体調がいいときに読もうとか、疲れているときはつい飛ばしちゃったり、すると思うんです（笑）
犬のトレーニングは特に「犬にわかりやすく」伝えることをしているのに
人にはわかりやすく伝える努力がもう少し必要なのかもなー。
一流、二流、三流の伝え方
- 一流の人は、難しいことを簡単に説明する
- 二流の人は、難しいことは難しく、簡単なことは簡単に説明する
- 三流の人は、簡単なことも難しく説明する
聞いたことがあるかと思いますが、本当にそのとおり！
教えてもらう側に立った時、一流から三流、すべてのタイプに出会ったことがあります。
やっぱり「なるほど！」と腑に落ちる伝え方をしてくれる人のところに、話を聞きに行きたくなりますよね～
貴重な共有体験をもとに、たとえ話
昨今、コロナ禍における「自粛生活」を全国民が経験しています。
この中で起きた様々な心境や体の変化を逐一覚えて置き、後々（今からでも）たとえ話のネタとして
撮っておくといいと思います。
みんな共通した経験をすることって、あまりないですからね。
例えば・・・
「散歩のいらない犬」っているのか？という話では
コロナ禍の自粛生活の中で私たちが経験した「外に行けない」「遊びに行けない」などなどいろんな制限があって、さらには
- スマホを持っていない
- テレビを見ない
- お取り寄せグルメの楽しみがない
散歩しないわんちゃんってこの状態ですよ？イライラしたりいたずらしたりするの、わかりますよね～
散歩は運動の役割だけじゃないのですよね～
みたいな説明をして、自身の自粛生活での経験と照らし合わせてもらうとか・・・
マイナスの経験や体験でも、後々絶対使ってやるー！という貧乏精神かもしれないですが（笑）